
夏の音
今年の北海道は暑いです!気温30℃越えが当たり前。37℃近くなる日もあり、夜も気温があまり下がらないので寝苦しい夜が続いています。“北海道の夏は涼しい”なんて定説はどこに行ったのやら…
寝苦しいとあれこれといろんなことを頭の中で考えてしまい、余計に眠れなくなる…。ドツボにはまってしまう夜を送っています。
なぜか頭に浮かんだのは「夏といえば…」。
自分が思う「春といえば…」は土のにおいであり、そのことは過去の記事でも紹介させていただきました。

「夏といえば熱い!」というのは当たり前です。太陽が近いのですから…。気温で言うと春は暖か、夏は暑く、秋は涼しく、冬は寒いという感じでしょうか?気温はあまりにも芸がないので、それ以外での「夏といえば…」を考えてみました。
私が思う「夏といえば…」はスバリ「音」だと思います。
蝉などの虫の鳴き声、カエルの鳴き声、たまに「ギャン!」と鳴くキツネの声(キツネはコーン!とは鳴きません)。窓を開けていると生き物の鳴き声があちらこちらから聞こえてきます。朝は早朝から「ホーホーホホー」というヤマバトの鳴き声、そして暑くならないうちに作業を済ませようとしているのでしょう、ご近所さんの草刈りや農機具の音。シーンと静まる秋や冬と違い、夏はにぎやかです。
それらの音がうるさいかというとそうではなく心地良いのです。近からず遠からず、丁度良い距離から聞こえてくる音たちは、それぞれが混ざり合い一定のリズムを伴って耳に入ってきます。人間が作り出した音ではない自然の音(一部に機械の音も混ざっていますが…)が聞こえる環境、これも田舎暮らしの特権なんでしょうね…
あ、心地よい音を耳にしているとだんだん眠くなってきました…。
窓から見える夜空は澄みわたり、手を伸ばせば届きそうなほど星たちが瞬いています。
明日も熱くなりそうです。ゆっくり休んで明日に備えよう…
おやすみなさい…